今、このページを作っているメンバーではなく別のメンバーが、甲賀市土山町山内で 空き家となっていた家をお借りして、30日間生活をしながら、 甲賀市で 様々な企画をしていく、というプロジェクトに取り組んでいます。

土山町の山内（黒川）は、三重県との境に近い地域で、ちょっと山に入ったあたりにある集落になります。

なかなか市街地から遠く、人が減っていて、獣害も多いとか、そして、小学校も廃校になって、新しいプロジェクトでの活用が決まっているとか、そんな地域です。

彼らのグループ通う大学まで公共交通機関で来ようとすると、甲賀市で出しているバスに乗る以外に方法がなく、なかなか移動しにくい地域になります。また、最寄りのスーパーまで7kmほどあります。

ちょうど11月1日から30日間住み続ける、というプロジェクトが始まって、この間に2回、訪問してきました。1回目は、おでんをつくる会という事で、おでんを作りに、2回目は、餃子を作る会＋地域の方との懇親会という事で、餃子を作りに・・・作ってばかりです（笑

2回目の訪問の昨日（11月4日）は、学生が地域の方を招いて懇親会を開催し、学生と地域の方を合わせておおよそ25人ほどの方が集まりました。（懇親会の写真は撮り忘れました・・・）

学生にとっては、家にこれだけの人数が集まるのが初めての体験だった者も多かったようです。話を聞いていると、実家がマンション住まいなので、人が集まることがなかったとか、家族以外が部屋にいることがなかったとか、そんな話も出ていました。

そして、夜になると、曇ってはいましたが、星がきれいに出ていました。地域の方によれば、もっときれいな星空が見られるとのことでした。

また、自然が豊かで、ちょうど借りた家の脇が鹿の歩く道になっていて、シカが歩いていくとか、夏にはすぐそばの川でホタルが見れるとか、近くの山に登れば天気が良ければ富士山まで良く見えるとか、そんな話も伺いました。

もう少しすると、紅葉が始まり、きれいに色づいた紅葉などを見ることもできます。そして、学生が色々な企画を実行しても行きます。

「ふるさとＳＤＧｓ～甲賀でつながる３０日～」という名前で色々な活動をしていきますので、応援のほど、よろしくお願いいたします。

また、学生の活動状況を見に行ければ、その話も出していきたいと思います。